「なあに?ビアンカさん、今、忙しいから手短にお願いね。」
あなた、日本人の私には、ちょっと重たくて振りにくい気がして・・
「手首、鍛えて下さいな~」

それに、塩もコショウもすぐ詰まっちゃって・・
「塩もコショウも入れなければ詰まらないのに。」
スパイスボトルなのに?
「ふっ、だから、オブジェとしてどうぞってこと。」

オブジェとして、ですか・・?
でも・・後ろ姿なんて、ヘルメット被ってるみたいだし・・
エプロンしてヘルメットって一体。
スパイスボトルとしてデザイン的にはどうなのかな・・と・・

「きゃっ、もう、失礼しちゃう。
私の目を見て、もう一度言って下さいなっ。」
とろんとしたその目も一体どこを見ているんだか・・こちらまで眠くなるんです。
「信じらんない、もうっ。」

と、言いつつ、良いの良いのー、
チューリの絵が大好きだから♪
1970年代のスパイスボトル。